お箸が止まらない!無限おつまみ「梅きゅうり」の人気&アレンジレシピをご紹介
梅きゅうりは、梅干しときゅうりを混ぜ合わせた日本らしい料理の一つです。本コラムでは、梅きゅうりのおいしさの特徴や梅きゅうりを食べたいタイミング、人気のレシピ、アレンジレシピなどをご紹介します。梅きゅうりを作るのにぴったりな梅干しもご紹介するので、ぜひ各リンク先から購入してみてください。
Contents
梅きゅうりとは
梅きゅうりは、きゅうりと梅を和えた料理です。一般的に、薄切りにしたきゅうりに潰した梅干しを混ぜ合わせ、塩や醤油などで調味して作ります。梅の酸味や塩味、紫蘇の風味がきゅうりに染み込み、手軽でありながら深い味わいを楽しむことができます。
梅きゅうりは、特に暑い夏の季節にぴったりの料理で、さっぱりとした口当たりと梅の風味が食欲をそそります。家庭で簡単に作れるため、お酒のおつまみやお弁当の一品としても、老若男女問わず人気があります。
梅きゅうりのおいしさの特徴
梅きゅうりは、梅干しの酸味ときゅうりの瑞々しい食感が絶妙にマッチした、爽やかな味わいが特徴です。梅の風味がきゅうりに染み込みシャキシャキとした歯ごたえが楽しめるため、暑い季節の副菜やお酒のおつまみに最適な一品です。また、梅の風味がアクセントとなり、きゅうりの水分がさっぱりとした舌触りを生み出すため、食欲不振のときにもぴったりです。
梅きゅうりの人気のヒミツに迫る!
梅きゅうりが人気の理由は、以下の点にあります。
1.程良い塩味と酸味でご飯のお供にもお酒のあてにもぴったり
梅きゅうりは、梅の塩気、酸っぱさときゅうりのシャキシャキ食感のマリアージュが特徴で、清々しい味わいが食欲を増進させます。梅の風味がきゅうりの青臭さを打ち消してくれるので、香の物や副菜としてご飯のおかずにぴったり!お酒のつまみにしても、箸が止まらなくなること間違いなしです。
2.きゅうりも梅干しも健康に良い食材
梅きゅうりは、それぞれの食材の健康効果が相まってダイエット中にもおすすめの料理です。梅干しには疲労回復を促すクエン酸、抗ウイルス効果があるポリフェノールが豊富に含まれ、きゅうりにはむくみ予防につながるカリウムや、シミの原因になるメラニン色素の合成を抑制する働きやコラーゲン生成を促すビタミンCが含まれています。さらに、きゅうりは水分補給に最適な野菜ですので、元気を取り戻したい夏の暑いときや運動後に梅きゅうりを取り入れてみてはいかがでしょうか。
3.基本的に材料は梅干しときゅうりだけ!
梅きゅうりは、手軽に作れるため忙しいときでも簡単に調理できます。調味料を足すだけでちょっとした味の変化もつけられるので、おいしく手間いらずで主婦の味方!簡単なので料理初心者にも作りやすい点が魅力です。
梅きゅうりを食べたいタイミングは?
梅きゅうりは、そのさっぱりとした喉越しと梅の酸味が特徴で、特に以下のタイミングで食べるのに最適です。
1.暑い夏だけでなく汗をかいた運動後にもぴったり
梅きゅうりは、水分や塩分を欲する身体に最適です。さらに、梅の酸味でさっぱりと食べやすいのも魅力で、夏場は冷やして食べるとさらにおいしくいただけます。また、食欲がないときにもおすすめです。
2.お酒のおつまみにすると箸が止まらない!
梅きゅうりは、梅干しの塩気と酸味、紫蘇風味のハーモニーでお酒の味わいを引き立たせます。特にビールやハイボールに合わせると爽快感ある喉越しを助け、箸が止まらなくなるおいしさです。また、焼酎の風味に負けないパンチ力を持ち、日本酒の甘みを際立たせるなど、さまざまなお酒とも相性抜群です。
3.食事の副菜として添えられても美味
梅きゅうりは、メインの料理とバランス良く楽しめる副菜としても活躍します。こってりとした料理や揚げ物などの油っぽい食事の後に梅きゅうりを食べると、すっきりシャキシャキした歯触りに加え、食事の栄養バランスも良くなります。また、食べ盛りの子どものご飯のお供としても、食欲が落ちてきた年配者の副菜の一品としても活躍します。
梅きゅうりの人気レシピをご紹介!
ここからは、梅きゅうりの人気レシピをご紹介します。レシピはとてもシンプルで、短時間で作ることができます。まずはベーシックな梅きゅうりのレシピをご紹介します。
【梅きゅうりのレシピ】
材料(2~3人分)
- きゅうり:2本
- 梅干し:2~3個
以下、お好みで調合してもOK!
- 塩:小さじ1/2
- 醤油:小さじ1
- 砂糖:小さじ1
- ごま油:小さじ1
- かつお節:少々
作り方
1.きゅうりの準備きゅうりを洗って両端を切り落とし、食べやすい大きさに薄切りまたは斜め切りにします。包丁の背で軽く叩いてから切ると、梅の調味料がよく染み込みおいしくできます。また、少量の塩をふりかけて軽く揉みしばらく置いておくと、きゅうりから水分が出てくるので、ここで水分を切っておくのもおすすめです。梅干しの塩分が強い場合は塩もみせずそのまま使いましょう。
2.梅干しの準備梅干しを包丁で叩いてペースト状にします。種を取り除き、果肉だけを使います。ペースト状になった梅肉(練り梅)を使うと、さらに時短で調理できます。
3.食材を和えるボウルにきゅうりを入れ、ペーストにした梅を加えます。清潔なビニール袋に入れ、揉みこんで調理してもgood!
4.調味料を加えるお好みで調味料を加えてみましょう。醤油、砂糖、ごま油を加えて、全体をよく混ぜます。味見をして、塩分や甘さを調整します。仕上げにかつお節をふりかけても美味です。
5.冷やして食べる(お好みで)作りたてでもおいしいですが、冷蔵庫で少し冷やして食べると、さらにさっぱりとした味わいが楽しめます。
作り方のポイント
- 梅干しの塩分によって塩の量は調整しましょう。
- 梅きゅうりは、作り置きできるため、お弁当のおかずやお酒のおつまみにもぴったりです。ただし、冷蔵保存とし、1週間程度で食べ切るようにしてください。

梅きゅうりを使ったアレンジレシピも!
ここでは、梅きゅうりのアレンジレシピをいくつか紹介します。基本の梅きゅうりに加える材料や調味料を変えることで、さらに風味豊かな一品に仕上げることができます。
1. 梅きゅうりのピリ辛アレンジ
―塩分控えめ、うすじお味はいかが?梅きゅうりに少しスパイシーなアクセントを加えるアレンジレシピです。
材料(2~3人分)
- きゅうり:2本
- 梅干し:2個
- 塩:小さじ1/2
- 醤油:小さじ1
- 砂糖:小さじ1
- ごま油:小さじ1
- 一味唐辛子:少々(お好みで)
- ごま:適量
作り方
- きゅうりを薄切りにし、塩をふってしばらく置き、水分を出します。
- 梅干しを叩いてペースト状にし、醤油、砂糖、ごま油を加えます。
- きゅうりの水分を軽く絞り、梅の調味料を加えて和えます。
- 一味唐辛子を加え、さらに混ぜたらごまをふりかけて完成。
ポイント
- 唐辛子の量で辛さを調整できます。ピリ辛が好きな方は多めに入れてもOKです。
おすすめの梅干し
程良い塩分と酸味で、食材のおいしさを引き立たせます。ピリ辛アレンジだけでなく、基本の梅きゅうりにもぴったりな梅干しです。
2.梅きゅうりと鶏ささみのヘルシーサラダ
―あまちゃづる入り梅干しとの組み合わせが最高!梅きゅうりと鶏ささみを使ったヘルシーなサラダです。タンパク質も摂れて、満足感があります。
材料(2~3人分)
- きゅうり:2本
- 梅干し:2個
- 鶏ささみ:2本
- 塩:適量
- 醤油:小さじ1
- ごま油:小さじ1
- 白ごま:適量
- 青紫蘇(お好みで):2~3枚
作り方
- 鶏ささみを、塩を加えた熱湯で茹で、冷ましてから細かくほぐします。
- きゅうりを薄切りにし、塩をふってしばらく置き、水分を絞ります。
- 梅干しを叩いてペースト状にし、醤油、ごま油と混ぜます。
- きゅうりとほぐした鶏ささみをボウルに入れ、梅の調味料を加えて混ぜます。
- 最後に白ごまをふりかけ、青紫蘇をちぎって添えたら完成。
ポイント
- ささみの代わりに鶏むね肉やツナを使っても美味しくできます!
- 青紫蘇のフレーバーが加わることで、さらに風味豊かな味わいになります。
おすすめの梅干し
古くからハーブティとして楽しまれてきたあまちゃづる(甘茶蔓)は、高麗人参と同様の「サポニン」を多く含みます。サポニンには、抗酸化作用、免疫力向上、肥満予防、血流改善、肝機能の向上、咳や痰を抑える働きがあり、他にも中枢神経に働きかけ精神を安定させる効果や内臓器官の働きを高める効果があるといわれています。
3. 梅きゅうりとアボカドのクリーミーサラダ
―おばあちゃん家の梅で紫蘇の風味もプラスしてアボカドのクリーミーさと梅きゅうりのさっぱり感が絶妙に合うサラダです。
材料(2~3人分)
- きゅうり:2本
- 梅干し:2個
- アボカド:1個
- 塩:小さじ1/2
- 醤油:小さじ1
- マヨネーズ:大さじ1
- レモン汁:小さじ1
- 白ごま:適量
作り方
- きゅうりを薄切りにし、塩をふって水分を絞ります。
- アボカドを半分に切って種を取ったら、皮をむき、食べやすい大きさに切ります。
- 梅干しを叩いてペースト状にし、醤油、マヨネーズ、レモン汁を加えて混ぜます。
- きゅうりとアボカドをボウルに入れ、梅のドレッシングで和えます。
- 最後に白ごまをふりかけて完成。
ポイント
- アボカドのクリーミーさが梅きゅうりとマッチして、食べ応えのあるサラダに仕上がります。
- レモン汁を加えることで、さらにフレッシュさが増します。
おすすめの梅干し
【おばあちゃん家で食べた梅干しを思い出す!昔ながらの梅干し】
ガツンと塩分20%で紫蘇の風味も強い梅干し。分量にある塩や醤油を入れずに、おばあちゃん家の梅だけでも味がしっかりまとまります。
4. 梅きゅうりとチーズの洋風アレンジ
―チーズとはちみつ梅のマリアージュを楽しんで!
梅きゅうりにチーズを加えて、洋風に仕上げたアレンジレシピです。
材料(2~3人分)
- きゅうり:2本
- 梅干し:2個
- クリームチーズ:50g
- オリーブオイル:小さじ1
- 黒こしょう:少々
- バジル(お好みで):適量
作り方
- きゅうりを薄切りにし、梅干しをペースト状にします。
- クリームチーズを小さく切り、きゅうりと梅をボウルに入れます。
- オリーブオイルと黒こしょうを加えて混ぜます。
- 最後にバジルを散らして、完成。
ポイント
- クリームチーズのコクと梅きゅうりの酸味は相性抜群です。
- バジルを加えることで、イタリアンなアレンジが楽しめます。
おすすめの梅干し
梅本来のおいしさを大切に有効成分を残しつつ、梅干しの酸味が苦手な方向けに、濃厚なはちみつの甘味と梅干しの塩味のマリアージュが楽しめる一品に仕上げた梅干し。クリームチーズの味わいに、はちみつの甘味が加わりさらにおいしくいただけます。
練り梅なら、さらに時短でおいしい梅きゅうりができる!
練り梅は、梅の実を細かく練り上げた風味豊かな調味料で、そのおいしさと手軽さが魅力です。料理の手間を省きたいときに大活躍する練り梅は、梅きゅうりを作るのにもぴったり!また、少量で十分に風味が楽しめるため、料理の幅も広がります。ぜひ、梅きゅうり以外の料理にもご活用ください。
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